ピアニッシモでうまくピアノが弾けない!上達する練習法
ピアニッシモとは「ごく弱く」という意味です。
音の音量を弱くするのですが、みなさんどのように指を使って弾いていますか?
ピアニッシモで弾くといってもかすれて聞こえないような音ではいけません。
音は小さく、でも美しくはっきり聞こえる音を出すにはどうすればよいのでしょうか。
1.ピアニッシモでピアノを上達するにはどんな練習がいいのか
ピアニッシモで音を弾くためにはどのように弾けばよいのでしょうか。
鍵盤を底まで落とさず弾く?それとも体を小さくして弾く?手を柔らかくすればピアニッシモで弾ける?
そんなピアニッシモな音を出すためにどうすればいいのか一緒に考えてみましょう。
1.ピアニッシモはどのように音をだせばいいの?
よく勘違いされるのはピアニッシモは鍵盤を底まで落とさず上辺だけで弾くと小さな音が出るということです。
実はコレ、まちがいです。
ピアニッシモでもしっかり鍵盤の底まで落として弾きます。
鍵盤の上辺だけで弾くと、音が鳴るときと鳴らないときがありませんか?
これだとたとえ小さな音が出たとしても、不安定ですよね。
2.ピアノの音が出るしくみ
ピアノの音が出るしくみは、鍵盤を押して音が鳴るのではなく、鍵盤を押すとハンマーが弦を打って初めて音が鳴ります。
つまり、ピアノの鍵盤の上辺だけで弾いていると、ハンマーが弦を打っていないことになりますね。
だから音が鳴る時と鳴らないときがあるのです。
3.ピアニッシモの音をピアノで出すには
音の大きさは鍵盤の奥にあるハンマーが弦を打つスピードで決まります。
ピアニッシモの音を出すには、ハンマーが弦を打つスピードはゆっくりにすればピアニッシモの音は出るということです。
ハンマーが弦を打つスピードで音量が決まるということは、強く弾けばもちろんハンマーが弦を打つスピードが早くなるので大きな音がでますし、その逆は、弱く弾けば、ハンマーが弦を打つスピードがゆっくりになるので小さい音がでるのです。
ピアノの奥のハンマーが弦を打って音が出ていることを理解したうえでピアニッシモの音を出す練習に取り組んでみてくださいね。
2.ピアニッシモの音を自由に出せることを目指して練習しましょう
ピアニッシモの音の出し方について書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
今回はピアノのアクション部分を少し触れましたが、この部分を知っているのと知っていないのとではかなりの違いがあると思います。
ピアノは鍵盤楽器ですが、ピアノアクションをみると、打楽器だと思います。
この音の出る仕組みをしって、是非今後の練習に役立ててくださいね。