小節とは? | ピアノ楽譜の読み方

ピアノを習っていると「小節」という言葉をよく聞くと思います。

小節とはいったい何のことを指しているのでしょうか?

ここではその小節にスポットを当てて説明したと思います。


1.ピアノ楽譜の読み方 小節線をご紹介します

ピアノ楽譜の中で小節とは何のことを指すのでしょうか?

その前にまず楽譜をなんでもよいので見てくださいね。

楽譜を見てもらうと縦棒の区切りがたくさん出てくると思います。

その区切りの縦棒も数種類あると思います。

一本の縦棒のことを小節線と言います。

二本の縦棒のことを複重線と言います。

複重線は曲の段落や、拍子の変わり目や調号が変化するときに使う小節線のことです。

一本の縦棒の右に太い縦棒の二重の線のことを終止線と言います。

終止線は曲の終わりを教えてくれる線のことです。

小節のことを知る前にまず簡単に小節線について紹介してみました。


2.ピアノ楽譜の読み方 小節線がないと不便?

小節とは、先ほど説明したいくつかの小節線の仲間を紹介しましたが、要は線と線の間のことを指します。

例えば、ちょうちょうの曲で説明しますね。

ソミミーファレレードレミファソソソソミミーファレレードミソソミミミレレレレレミファミミミミミファソソミミミファレレレドミソソミミミ

・・・カタカナで書くと訳が分からないですよね。

ここに小節線を入れていきましょう。

ソミミー | ファレレー | ドレミファ | ソソソ | ソミミミ | ファレレレ | ドミソソ | ミミミ | レレレレ | レミファ | ミミミミ | ミファソ | ソミミミ | ファレレレ | ドミソソ | ミミミ |

これを読んでみると、なんとなくちょうちょうの曲にわかりますよね!

ではもう一つ、カエルの歌を小節線なしで書いてみますね。

ドレミファミレドミファソラソファミドドドドドドレレミミファファミレド

・・・やはりこれだとわかりづらいですよね。

そこで小節線を加えてみましょう。

ドレミファ | ミレド | ミファソラ | ソファミ | ドド | ドド | ドドレレミミファファ | ミレド |

楽譜に小節線がないと不便ですし、入っているのと入っていないのとでは読みやすさも違ってきますよね。

小節とは文章でいう文節のようなものです。

楽譜の場合ここに拍子などが入ってくるので、この小節線と小節線の間には、決められた拍数分の音符しか入れることが出来ません。

ピアノをやっている中で「小節」と言われたときはこの小節線と小節線の間のことを指しているんだと覚えておいてくださいね!

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