ピアノを鍵盤が重いと感じる場合の対処法

ピアノの鍵盤の重さって、ピアノ教室で弾いたときと、お家で弾いたときの重さに違いを感じた事ないですか?

何故ピアノのタッチの重さが違うのでしょうか?

ここではそのことについて書いていきたいと思います。


1.ピアノの鍵盤の重さは実は調整出来ます!

実はピアノの鍵盤って重さを調整できることをご存知でしたか?

グランドピアノでもアップライトピアノでも基本出来ます。

しかし、さまざまな要因で重くなっている可能性があるので、是非調律師さんに相談してみてください。


2.ピアノの鍵盤が重いと感じたら10円玉でセルフチェックしてみよう!

調律師さんに相談も良いのですが、まず自分のピアノがどの程度の重さで調整されているのか自分で調べてみましょう!

ちなみに47g~55gぐらいで設定されていることが多いそうです。

10円玉は一枚4.5gで製造されています。

その重さを利用してタッチの重さを確認してみましょう。

10円玉を鍵盤の上に10枚積み上げてみて鍵盤が下がれば45gですので軽めのタッチとなります。

また10円玉を鍵盤の上に11枚で鍵盤が下がれば、49.5gになりますので普通のタッチといたところでしょうか。

10円玉が12枚で下がらなければ54gなので、かなり重いタッチのピアノだと言えるでしょう。

もし自分のピアノの鍵盤が重いと感じたら一度試してみてくださいね。


3.ピアノの鍵盤が重いのもそこまで悪くない

実は私の実家のピアノはかなり鍵盤が重かったです。

あまりそこは気にせず、ずっと弾いてきました。

続けているうちに、家ではあまり弾けないのに、ピアノ教室では軽々弾けるという現象が良くありました。

音大に入って、レッスンの先生から音の出し方が上手とよく言われることが多くなりました。

ピアノという楽器は体全体をうまく使って弾く楽器です。

鍵盤を押さえるだけで簡単に音が出てしまうので良い音が出ることを勘違いさせてしまう楽器だなといつも思います。

他の楽器、例えば管楽器だとまず音を出すこと自体苦労します。

フルートも音を出すのにコツが要りますし、弦楽器も弓で弦をこすれば万人にいい音が出せるわけではありません。

ピアノはドの鍵盤を押せば簡単にドの音がでますが他の楽器はそういうわけではないんですね。

音程を作り出すといった方が良いと思います。

ピアノの鍵盤が重いのなら、腕の重みを上手に使った弾き方があります。

指を痛めるほどの鍵盤の重さなら調整も視野に入れた方が良いと思いますが、ここで一度立ち止まって良い音を出す方法を考えるチャンスです。

じっくり鍵盤の重みと向き合ってみるのもよいかもしれませんよ!

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