ピアノを弾くときの手の形は?疲れない練習法

ピアノの手の形ってどうやるか知っていますか?

昔と今ではかなりピアノの指導も変わってきています。

私も昔習ったときは手の中に卵が入ったような形といわれて弾いていました。

ピアノが上達するための手の形の練習とは?どういった手の形が正しいのか?を書いていきたいと思います。


1.ピアノを練習するための手の形は今と昔では違います

昔、「手と鍵盤の間に卵が入るように丸くする」と習った方は多いと思います。

現在ではこのように指導することは少ないと思います。

ただ注意してほしいのは指の関節はへこませず、出すということです。


2.卵が入るような手の形以外のピアノの練習の仕方は?

手の形は卵型以外の弾き方はどんな奏法があるのでしょうか。

人によって合う合わないはありますが、ヨーゼフ・ホフマンの奏法ではないでしょうか?

そんな疲れにくいピアノ練習法、ヨーゼフホフマンの奏法を紹介したいと思います。


1.ヨーゼフホフマンとは

ホフマンはわずか10歳にして、長期間の演奏旅行を行い、神童とよばれ、アメリカが演奏活動の拠点となりました。

アントン・ルビンシテインに師事し、個人指導を受け(ルビンシテインに個人指導を受けることができたのは、ホフマンが唯一人だったそうです)、その後ホフマンはカーティス音楽学校で教鞭を執りながら、1938年まで同校校長を務めました。

ホフマンは小さな手をしていたので、他の有名な手の小さいピアニストのように難儀していたそうです。

そこでピアノで有名なスタンウェイ社ではホフマンのために、鍵盤の狭い特製ピアノ(1オクターヴごとに1/8インチ狭い)を造ったそうです。

手の小さいホフマンだからこそなのかもしれませんね。


2. 理にかなった手の使い方で疲れ知らず

鍵盤の上にげんこつを置きます。

そのげんこつの状態から自然に指をずらしながら鍵盤に指を置きます。

広げた手の形は人差し指は高く、小指は低くなります。

こうすることで、理にかなった腕のポジションで弾くことが出来ます。

これがホフマン奏法の基本フォームになります。

昔の「卵型」の手の形とは全く違いますよね。


3.ピアノを練習する為の手の形はひとそれぞれです

一例としてホフマンの奏法を書いてみましたがいかがでしたでしょうか?

人の手の形は、その人によって違いますし、合う合わないがあります。

ホフマンの奏法を基本として弾くもよし、ほかの方法でもかまいませんので、自分の腕に負担がない方法を是非見つけてほしいと思います。

負担のない奏法で、いい音が出せるようピアノ練習を続けてほしいと思います。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ