指の長さが短い人が難曲を弾くためのコツ

ピアノを弾くにあたって、指の長さが短い、手が小さいというので悩む方は多いと思います。

しかしながら、指が短いからといって、ピアノで難しい曲が弾けないというわけではありません。

手が小さい人がピアノを弾く時のコツなどを、紹介しようと思います。


1.指が届かないときのコツ/h3>
指の長さが短い人でよくあるのが、和音で指が届かない事ですよね。

オクターブでもぎりぎりなのに、その間に何音も入れられては、とても弾ききれません。

こんな時の対処法としては、3つあります。

1つ目は、和音を分散和音にしてしまう方法です。

伸ばすような和音ならば、分散和音として弾いてしまえば全ての音が弾けます。

特にペダルを使えるようならば、使うと良いでしょう。

また、ものによっては、「1音と残りの和音」や「2音の和音と3音の和音」というように、和音を分解してもかまいません。

その曲に合ったばらし方をしましょう。

しかし、中には和音の進行で、分散させてる時間などない時もありますよね。

そんな時は、思い切って1音だけ消してしまいましょう。

作曲者の意図に反するように感じてしまうかもしれませんが、背に腹は代えられません。

メロディーではない1音を選べば、よっぽど耳が良い人でなければ気づきません。

もちろん、どうしても弾けない場合だけに使うようにしましょう。

3つ目は、もう片方の手で補うというものです。

これは、片方の手が暇な時や、左右の手の位置が近い場合に使えます。

前後の音や、手の置き場などを見て、うまく指番号をつけてみましょう。

音を切らなくてもいい方法があるかもしれませんよ。


2.手を広げるコツ

指の長さが短かったり、手が小さかったりしても、指が良く広がればピアノで遠い音を弾く事ができます。

常日頃から、指を伸ばしたり広げたりするストレッチをすれば、上達するでしょう。

効果的なのは、よく指が温まっているお風呂場などです。

浴槽の壁に押しつけるように伸ばすと、指が広がるようになりますよ。

他にも、授業中や休憩中などに、机の縁に押し付けたり、指で引っ張るだけでもだいぶ変わってきます。

ピアノの練習中ならば、鍵盤やピアノの縁を使っても良いですね。

手が広がるようになれば、音を切らなくても良いようになるかもしれません。

指の長さが短い、手が小さいというのは、確かに普通の人よりも不利ですが、それでもピアノで難しい曲を弾く事が不可能という事は絶対にありません。

それらを、諦める言い訳や理由にせず、上達を目指して努力してみましょう。

必ず弾けるようになりますよ。

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