ピアノの練習は脳を活性化させる

近頃、ピアノを弾くことは脳にいいと言われ始めています。

テレビに出演されている脳科学の先生も、ピアノほど脳にいい習い事はないと公言されています。

ピアノの練習は脳にどのように良いのかをお伝えしたいと思います。

1.ピアノを弾くメリット

ピアノを弾くメリットはたくさんあります。

その1つ、ピアノを弾くことで脳が活性化する。

このことは認知症予防にも良いと言われていて、現代の高齢化社会の中で注目されています。

今までピアノをやったことがない高齢者の人が、ピアノを習い始めたという人もいます。

ピアノを毎日練習することで指を動かす、曲を暗譜する、曲を完成したときの達成感などが脳を刺激し、活性化させています。

ピアノを弾く際の、どのようなことが脳にいいのかを具体的に次の項目でお伝えします。

2.ピアノの練習は脳にいい理由

ピアノを弾くことは脳を活性化し、鍛えられています。

ではどのようなことが脳にいいのか3つのことを挙げます。

1.同時にたくさんのことを動かしている

ピアノを弾くとき同時にたくさんの情報を脳で処理しています。

例えば、右手はメロディー、左手は伴奏、足はペダルを踏む、目線は楽譜と手を交互に見る、耳で演奏を聴く、頭の中では曲をイメージしている。

このように書き出してみるとすごいと思いませんか?

体が同時に別々のことをしているのです。

そして指を動かすことは脳細胞を刺激し脳が活性化するといわれています。

両手違う動きをしながら頭の中では曲のイメージをしている、そんな複雑なことを同時にしていることにより脳は鍛えられています。

2.一歩先を読む

楽譜を見ながら弾くとき、実際目で見ているのは今弾いている音ではなく次の音を読んでいます。

もしくは、ある程度練習できている曲の場合は次の小節を見ています。

弾こうとしている小節を見て一瞬で記憶させ、そして今弾いているメロディーを頭の中で歌いながら目は次の小節を見ています。

脳を使い先読みすることができると、今後の人生の中で様々な場面でも活きてくるでしょう。






3.記憶する

最終的に曲を完成させる時、暗譜して弾きます。

つまり楽譜を全て記憶しているということです。

この暗譜の作業は暗記力が鍛えられ、勉強などにもとても役立ちます。

このようにピアノを毎日練習することはピアノの上達はもちろんのこと、脳を刺激し活性化させます。

しかし脳にいいからといって、そのことだけにとらわれて子供にピアノを習わせたりしないでください。

ピアノを習うことによって自分で曲を演奏できる楽しさ、その曲を自分なりにイメージする想像力、完成させた時の達成感、それまでの練習の忍耐力がつきます。

そしてピアノを習う1番の目的は音楽を楽しむことです。

脳にいいから将来勉強に役立つというだけの理由でピアノを習わせるのではなく、まずピアノを弾く楽しさを感じてください。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ