ピアノの楽譜のリズムが分からない!解決方法は?
ピアノを弾いていると、たまに思わぬリズムが出てきて、急にリズムが分からなくなることがあります。
ではどのようにリズムの勉強をしていけば良いのでしょうか。
1.ピアノ楽譜に出てくるリズムはある程度経験でとれてしまう
ピアノを続けていると、色々な楽譜を譜読みすることになりますが、これまでのピアノの演奏経験でリズムが予想できてしまうので適当でもなんとな~くリズムをとれてしまうんです。
正確なリズムではないのですが、さほど困らないというか、なんとなくリズムが取れてるように聞こえるんですね。
ところが、今までの経験のなかででてこなかったようなリズムが出てきたり、今まで八分音符までしか使ったことなかったのに十六分音符以上のものが出てきて戸惑ったり、予想不能なことが出てくると途端にリズムが分からなくなってしまいます。
こういったときにどのように拍子を刻んで正確なリズムをとっていくかの方法を書いていきたいと思います。
1.拍子とリズムが取れるということは別
楽譜の初めに拍子記号が書かれているのをご存知ですか。
2/4や3/4、4/4、6/8などです。
これは分母の部分が音符の種類を、分子は一小節間に入る個数を表します。
2/4なら分母が4ですので、四分音符が1小節間に2個入るという意味です。
また6/8なら、8分音符が1小節間に6個入る拍子ですよと言う意味です。
4/4は4分音符が一小節間に4個入る、いわゆる4拍子です。
通常4拍子だと「1、2、3、4、」と刻みますが、例えば伴奏は「1、2、3、4、」で刻めるリズムで右手がすべて十六分音符だった場合ちょっと戸惑いませんか?
そういう時は、16分音符を基本にして刻んでリズムを取ってみましょう。
右 タカタカ タカタカ タカタカ タカタカ
左 1 2 3 4
本来は4拍子なのでこんなに細かく拍子は取りませんが、正確なリズムの長さが分からないなら、音符の最小単位で考えてみましょう。
リズムがとれるようになれば、拍子を刻みながら上手く細かいリズムを入れていくことが出来ますよ!
2.リズム練習は机の上でも出来る!
リズムをとるのが苦手ならピアノで音を弾きながらやらなくても大丈夫です。
机の上で左と右のリズムをしっかり練習して、両手でリズムを取る練習もして、それが出来るようになってからピアノで弾いてみれば良いのです。
指も人差し指1本でOK。
ピアノで練習しなければならないという思い込みを取り払ってみましょう。
2.ピアノ楽譜のリズムは練習すればマスターできる
リズム練習について書いてきましたがいかがでしたか?
ピアノは色々な動作を同時に組み合わせて弾く楽器なので、つまづいたときには、それぞれの動きをばらして考えてみましょう!
そうすることで解決の糸口をみつけだすことが出来ますよ!