ピアノの練習量とピアノ上達との関係は?

ピアノは、かなりの練習量がないと上達しないとよく言われます。

果たしてそうなのでしょうか?

そこでピアノの練習量とピアノ上達との関係について書いていきたいと思います。


1.まったくのゼロからピアノ上達する為の練習量は?

まったくピアノをやったことない状態から簡単な楽譜を読めて弾ける状態に上達する為の練習量はトータルしたら沢山しなければならないと思います。

というのも、まったくの初心者の場合、楽譜の読み方、ピアノの鍵盤と音の位置の確認、ある程度思った通りに指が動くなどにどうしても時間がかかってしまうからです。

逆の見方をすれば、ここで沢山練習してクリアーしてしまえば、そのあとの練習は、細かいテクニックなどの練習は難しいかもしれませんが、すでに読み方や鍵盤の位置が理解しているのでそこまで大変ではないと思うのです。

ゼロの状態からある程度思った通りにピアノが弾けるようになるということは、慣れにちかいかもしれませんね。

2.ある程度ピアノが弾けるようになった状態から上達する為の練習量は?

ある程度ピアノが弾けるようになった状態から上達する為の練習量は、どちらかというと練習量より練習の質じゃないかなと思っています。

譜読みもある程度のスピードで出来るようになれば、あとは、その曲に出てくる弾きづらい箇所に絞って練習量を増やしてみたり、いろいろ工夫すれば練習量より練習の質を上げることも可能だと思います。

解りづらければ、小学校の時の勉強に置き換えてみれば良いと思います。

たとえば、算数はやはり計算が基本だと思います。

その計算が正しい答えでスピードが上がってくれば小学校や中学高校と数学でもあまり困らないと思います。

この計算にあたる部分が、ピアノでいう「ゼロからある程度弾けるようになった状態」だと思います。

では、学年があがって、算数から数学へ変わった時に問題も複雑になっていきます。

その時、どんな難しい算数や数学の問題でも途中の計算というものが存在しますよね。

その途中の計算の部分の精度が上がらなければ、結構嫌になって不得意に感じてしまいます。

その複雑な問題にあたるのが、「ピアノある程度弾けるようになった状態から上達する」という部分にあたり、途中の計算の部分は「ゼロからある程度弾けるようになった状態」まで持っていった時の練習量だと思います。

ピアノでも勉強でも基礎にあたる部分の練習は大変大事です。

是非、ピアノの基礎にあたる部分は、丁寧に時間をかけて、ある程度の練習量を確保して、効率よく上達してくださいね!

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