ピアノの基礎練習ハノンでしっかり上達しよう
ハノンってご存知ですか?
ピアノがどんどん上達する為にハノンは重要な基礎練習となります。
基礎練習なんてつまらないと思わずこれを読んでみてしっかり取り組んでみましょう!
1.ピアノの練習でハノンって何?それって必要なの?
ピアノを習っているとハノンという言葉1度や2度聞いたことがあると思います。
ハノンとは、シャルル・ルイ・アノンが書いた練習曲です。
ちなみにアノンというのはフランス読みで、私たちがハノンと読んでいるのはドイツ読みです。
ハノンは、ピアノ教材の標準になっているフィンガートレーニングのための練習曲です。
私自身もピアノを始めたときから大学受験までずっと続けた練習曲がこのハノンです。
曲の練習をする前に、ハノンでしっかり指を動かしたものです。
そんなハノンの練習曲について書いてみようと思います。
1.ピアノの練習曲ハノンはいつ頃から使うの?
色々な意見があるとは思うのですが、私の場合はある程度指が動くようになってから使い始めました。
レベル的にはソナチネが弾けるようになったぐらいです。
先生によってはピアノを始めたときから使うといった話もききます。
そのあたりは先生と相談しながら進めるのが良いかもしれませんね。
2.ピアノの練習曲ハノンの内容
ハノン練習曲とはどんな内容なのでしょうか?
第二部、第三部と分かれています。
一般的には「ハノンをやっています」というとこの第一部を指している場合がほとんどではないでしょうか?
3.ピアノ練習で是非弾いてほしいハノン練習曲はコレ
ハノンでオススメしたい練習曲は、1~20番、39番のスケール、41番のアルペジオです。
ほかの練習をやってもよいのですが、このあたりを押さえておけば大丈夫だと思います。
余裕があれば他の番号にチャレンジしてみてもよいかもしれません。
1~20番は第一部にあたり、同音型を2オクターブ上がって、下がっての繰り返しの練習です。
指を動かし指の筋トレといった感じでしょうか。
1番ですが、「ドミファソラソファミ、レファソラシラソファ、ミソラシドシラソ、ファラシドレドシラ、ソシドレミレドシ、ラドレミファミレド、シレミファソファミレ、ソミレドシドレミ・・・・・」と上がって下がってを繰り返します。
2番以降も型は違いますが同じように上がって下がるを繰り返します。
39番のスケールは全調の音階練習です。
調によって運指が変わります。
これがピアノを弾く上での基本の運指になると思います。
41番のアルペジオも重要です。
難曲と言われる曲にも結構使われています。
どういうものかというと、ハ長調だと、「ドミソドミソドミソドミソ」と高音に上がっていき「ドソミドソミドソミドソミ」と低音に下がっていきます。
これを繰り返す練習です。
2.ハノン練習曲をうまく使ってしっかりピアノの上達を目指しましょう
ハノンの練習曲について書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
ハノンの開始時期については、その方のレベルによると思いますので、ぜひ担当の先生と相談してみてくださいね。
ハノンはフィンガートレーニングです、間違った使い方をすると指を痛めてしまうと元も子もないです。
是非基礎練習ハノンで上達できるよううまく活用できるとよいですね。