速い曲を弾きたい!上達するピアノ練習法
ピアノをせっかく習っているのだから早く、速い曲を弾いてみたい!と思っている方は多くいらっしゃいます。
速い曲を弾けるようになるには?どういう練習が必要なの?そもそも速い曲ってどんな曲のことなのか?・・・とそのあたりも掘り下げて考えてみようと思います。
1.速いピアノ曲を練習したいとはどの速い曲を指すのか、上達可能?
速い曲を弾きこなせるようになりたいと思っている方も多いと思います。
そもそも速いピアノ曲とはどの曲を指すのでしょうか?
私のイメージでは、アレグロ、プレストの表示された曲かな~と漠然と思ったのですが実際はどうなんでしょうか。
ショパンのエチュードなんかも速い人気の曲が含まれていますし、モーツアルトのトルコ行進曲も速いイメージがあります。
シューマンも速い曲、沢山ありますね。
そこで速い曲=16分音符がズラズラ並んでいるようなイメージの曲と考えピアノの練習方法を書いていこうと思います。
1.片手ずつのピアノの練習がスラスラ弾けるようになっていますか
まず確認してほしいことがあります。
片手ずつのピアノの練習がスラスラと弾けていますか?
弾けているなら問題ないのですが、音が間違っていたり、止まったりしていたり、運指が間違っていたりしていれば、まずそこをなおさなければなりません。
特に利き手ではないほうの手の練習は利き手以上に時間をかけなければ上達しません。
この片手練習の時点で不安材料はしっかり無くしておくことがこの後の練習に大きくかかわってきます。
是非片手練習をおろそかにせずしっかりピアノ上達のために頑張ってみましょう。
2.両手練習でスムーズにテンポを速くするコツ
両手練習でスムーズにテンポを速くしていくコツはズバリ、メトロノームを使った練習です。
メトロノームの速度をぐっと遅くして、一定の速さで弾けるように練習するのです。
遅いテンポで間違わず問題なく弾けるようなら、メモリを一つ早くして、さらに同じピアノの練習を重ねます。
正直地道な作業のような練習ですが、確実に早く弾けるようになります。
2.それでも速いピアノ曲を弾きたいのに上達しないのは?
無理な選曲をしていませんか?
バイエルを始めたばかりの人がショパンは正直無理です。
無理な選曲をしてしまい、ピアノを弾くことが嫌いになってしまっては元も子もありませんよね。
速い曲を弾くための練習方法自体が技術的にむりなら、まず演奏技術を引き上げなければなりませんのでしっかり基礎練習をして技術を磨きましょう。