子供の教育にピアノがピッタリな理由
子供の教育にいろいろな習い事がある中、ピアノを選ぶ理由は何でしょう。
水泳、英語、体操、本当に最近は習い事がいろいろありますよね。
そんな中、子供の教育にピアノがピッタリだと思って選ぶ理由は何かを考えていこうと思いますので、今回は「子供の教育にピアノがピッタリな理由」についてお話します。
1.子供の教育にピアノを選ぶこと
ここでは、子供の教育にピアノを選ぶことが良い理由を考えます。
1.ピアノの曲を弾けるようにする、努力の積み重ねと達成感
子供の教育にピアノを選ぶ理由の一つ、努力の積み重ねと、達成感についてです。
ピアノは、弾きたい曲を弾けるようにする為、はじめのうちは程よい練習で、難しい曲になるとそれなりの練習と、レベルに合わせてですが、練習を必要とするので、練習する癖がつき、そして弾きたい曲を弾く為にコツコツと努力します。
そして、一生懸命練習し努力したら、上手に弾けるようになるということを実感し、達成感を得ることが出来ます。
また、発表会や人前で、努力して練習した曲を、自分の思うように弾けたときの充実感を得ることは何物にも代え難い経験です。
このように、子供の教育にピアノを選ぶことは、ピアノの練習という努力を積み重ねて達成感を得られますし、練習した成果を発表することで充実感を得られることもあるので、子供の教育にピアノを選ぶ理由の一つになっているのでしょう。
2.右手、左手、頭を複雑に使う事
ピアノの練習には、右手、左手、頭を一緒に使わなければならず、それは脳を刺激します。
ピアノを練習する事で、「両手の指を同時に複雑に動かすことは脳を刺激し脳の発達を促す」とか、「脳がトレーニングされている」とか、「運動機能と学習機能が同時に鍛えられる」というようなことが言われています。
それが真実かどうか証明することは出来ませんが、確かにピアノの練習で、頭を使う事も、両手の指が複雑に動く事も、それを同時にしていることも事実です。
また、楽譜を見て音楽を組み立てたり、考えたりするのに左脳を、そして、曲を作り上げていくうえで、どのように弾こうかと、ピアノの曲を弾きながら、聴いて、考えることで、右脳が使われているのだと思います。
そして人前で演奏している時、また練習の時でも、自分の演奏を聴きながら演奏することに、とても集中しています。
それも、子供の教育にピアノを選ぶうえでの理由になっているのだと思います。
3.表現する事
テクニックを鍛えるだけでなく、抒情的なことを学ぶことも必要です。
ピアノの練習には、テクニックを練習する事だけではありません。
抒情的なことも学んで、いろいろ感じること、思うことを、ピアノの演奏で表現する事はとても大切なことです。
これこそが、ピアノを弾く醍醐味なのですが、子供の教育にピアノを選ぶ理由として、感情や思ったことを演奏で表現する事は心を豊かにすると思います。
2.大人になってからも楽しめるピアノ
ここでは、子供の教育だけでなく、大人になってからも楽しめるピアノの良さについてお話します。
私は小さい頃からピアノを弾いてきて、今はピアノの先生をしていますが、子供のころにピアノを練習していて良かったことはと聞かれると、いろいろな曲が弾けるようになって楽しかったことでしょうか。
そして、レコードで聞いた曲を練習して、弾けるようになった充実感や、テレビなどでかかっている曲を耳で聞いて何とかそれっぽく弾けるようにして弾いたり、聞いてもらったりする楽しさがありました。
ピアノが上達し大人になっていくにつれ、いろいろな表現の仕方や、自分の気持ちを表現することの難しさと、それを練習し追い求めることが苦しいけれど魅力があると感じました。
年齢とともに、また、ピアノについて深く学ぶとともに、ピアノを弾く事の良さは変わっていきましたが、ピアノを弾く事は楽しくて、人生を豊かにしてくれていると思います。
子供のころに習っていたピアノを、また再び、大人になってから習ってみると、子供の頃とは違った楽しさや、そのころには気づかなかった、新たなやりがいなどが見いだせると思います。
子供が大人になってからもピアノのレッスンを再出発することが出来て楽しめる、そういうところも、子供の教育にピアノがピッタリな理由の一つになっているのかもしれませんね。