子供のピアノの練習での聴く力

ピアノを習っている子供の聴く力はどのようなものだと思いますか。

聴く力とは、ピアノで弾いた音を正しく当てられる力のことでしょうか?

もちろんそれも聴く力ですが、子供が自分の練習している曲を聴く力の事について今回はお話します。

1.ピアノの聴く力とは

ピアノの聴く力とは何のことなのかについてです。

ピアノの音あてなどで、目をつぶって先生が弾いた音が当てられる、鳴っている音が何の音かわかる・・・というのは「音感がある」ということで、それも確かに聴く力です。

けれども今回は、ピアノを練習する上での聴く力について説明します。

1.ピアノの曲を正しく練習する為の聴く力

子供がピアノを正しく、楽譜通りに弾いているかを自分で聴くことの出来る力です。

子供がピアノを練習している時、自分で弾いている曲が、自分の耳に、「ただ聞こえているだけ」ということはないでしょうか?

ピアノの練習とは、練習している曲を弾きながら、しっかりと聴くことが出来ていなければなりません。

上の空でピアノを練習したり、弾いたりすると、耳にピアノの音は届いているのですが、それは音が聞こえているだけで、聴いてはいません。

ピアノの音を、演奏を、「聴く」ことが出来ていると、自分が弾いている曲の音符が、リズムが、楽譜通りに演奏できているか、スラーやスタッカート、フォルテ、ピアノ、その他にも、楽譜に書かれているいろいろな指示通りに弾く事が出来ているかを、しっかり自分で聴いて、その通りに弾いているかを聴いて判断することが出来ます。

リズムの少しのズレや違い、音符を音価の分、しっかり伸ばせているか、それとも、知らず知らずに指が離れてしまっているか、そのようなことが、きちんと弾けているかどうかで演奏は全然違ってきます。

それを、聴いて判断できる耳の聴く力をつけることが大切です。

ピアノの先生も、子供がピアノを練習していて、しっかりとピアノの音を聴いているかどうか気をつけていなければなりません。

2.より美しく弾くための聴く力

楽譜通りに正しく弾けているかどうかだけでなく、よりきれいに曲を弾くことが出来ているかを聴く力です。

自分が練習している曲を、楽譜通りに正しく弾いているというだけでなく、もっときれいに曲を弾く為にもう一歩進んで、聴いて欲しいところがあります。

例えばフレーズの終わり方、最後の音が、ドスンとしりもちをついたように鳴って終わっていないか、長いパッセージや、速いパッセージの音の粒がきれいに揃っているかなどに気をつけて弾く事で、より一層、美しく曲を弾く事が出来ます。

2.聴く力があると出来る事

聴く力があると、自分の思うような音、自分の理想の演奏に近づくことが出来ます。

ピアノを練習していて大変だけれど楽しく、そしてやりがいのある事は、どんなふうに自分の練習している曲を作り上げよう、どんなふうに弾こうと考えて練習する事ではないでしょうか。

自分が思うような音色を出す、自分が思うような歌い方でフレーズを表現するなど、自分の理想とする音や、表現がそれぞれの演奏者にあると思いますし、ピアノを習っている子供には、理想としたら良い音や、表現の仕方をピアノの先生が教えてくれます。

その自分が弾きたいと思う音を弾く事が出来ているか、自分のしたい表現で曲を演奏出来ているかを、しっかり自分の耳で聴きながら判断し、練習していくことで、自分の理想の演奏を目指すことが出来ると思います。

そのために、子供のうちから、しっかりと自分の演奏を聴ける、聴く力を鍛えていくことが大切です。

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