ピアノの楽しさ・ピアノの練習の楽しさ
ピアノの楽しさはわかりますが、ピアノの練習の楽しさってどういうことでしょう。
ピアノは楽しいけれど、「ピアノの練習はしないとピアノが上手にならないから、仕方なくしている」のでしょうか。
いやいや「好きな曲ならピアノの練習も楽しいからする」ということもありますね。
今回は「ピアノの楽しさ・ピアノの練習の楽しさ」についてお話します。
1.ピアノの楽しさとは
ピアノの楽しさにはいろいろありますが、どんなことが楽しいのか具体的に考えてみます。
1.いろいろな曲が弾けること
ピアノの楽しさのひとつ、いろいろな曲が弾けるようになることについてです。
ピアノ初心者である、習い始めは、まだ楽譜は、曲というより、音の羅列だったかもしれませんが、どんどん頑張って練習し、上達してくると、ピアノ教室で聞いたことがあったり、お友達が弾いていたりした曲を弾けるようになっていきます。
時には、好きではない曲もあるかもしれませんが、次々といろいろな曲を弾けるようになっていくのは楽しいものです。
また、テレビで聞いたことがある曲、発表会で誰かが弾いていたとか、CDやパソコンでピアニストや上手な人が弾いているのを見て、いつか弾きたいなと憧れていた曲を、ピアノの先生に弾いても良いと言われて練習出来るようになった時は、本当にうれしくて、弾きたくて、そういうことがピアノの楽しさでもあります。
2.ピアノが上手に弾けること
ピアノで、いろいろな曲を自分が思うように上手に弾けることも楽しさの一つです。
一生懸命練習して、ピアノの曲を自分の思うように弾けるようになること、そして、それを発表会などで弾いて、お客さんや友達などに聞いてもらう事も楽しいことでしょう。
人に聞いてもらうことは、緊張するし好きではないという人も、練習して自分が思ったようにピアノが弾けるようになるということは、嬉しいことだと思います。
以前はこんな難しい曲は弾けなかったのに弾けるようになったとか、上手に出来なかったテクニックが出来るようになる、思うような音が出せなかったところが理想の音で弾けるようになる、などの喜びがピアノの楽しさにつながっていくと思います。
他にも、ピアノの連弾、2台のピアノで弾く事が楽しいとか、歌の伴奏をしたり、別の楽器と合わせられることが楽しいとか、自分で好きな曲を作ったりすることが楽しいとか、本当にたくさん、ピアノの楽しさは人それぞれあると思います。
2.ピアノの練習の楽しさとは
ここでは、ピアノの練習の楽しさについて考えていきます。
ピアノの練習の楽しさとは、好きな曲だと練習するのが楽しい、だんだん弾けるようになっていくのがわかるから楽しいということがあるでしょうか。
もちろんそれもありますが、「こんなふうに弾きたい」という自分の理想をイメージして、そんなイメージの通りの弾き方になっているか、自分が理想とする音色で弾けているか、そう思いながら練習する事、その練習は大変かもしれませんが、その大変さも含めて楽しいものだと思います。
また、時にはどのようなイメージで弾けばよいのかと、弾き方や音色をいろいろ探し求める事も、苦労を伴いますが、練習の楽しさであると思います。
そして、自分がイメージした弾き方や音色を探しあてた時、そしてそのイメージで練習している曲が弾けたときの喜びが、ピアノをやっている醍醐味ではないかと思います。
ピアノの楽しさが、ピアノを弾く事だけではなく、練習する事も含めて楽しいものになれば、もっとピアノが好きになれると思います。
ピアノの練習を楽しいと思うことは、ピアノが上達する近道かも知れません。