ピアノが上達する練習法とは?
ピアノの練習法はたくさんありますが、なかなか上達しない、と思っている方のために、今回はピアノが上達する練習法をご紹介します。
1.片手ずつ丁寧に
紹介する練習法の一つ目は、片手ずつ丁寧に弾く練習です。
ピアノの難しさといえばやはり、両手で違う音を弾き続けることです。
それを克服するには、どの曲でも、片手ずつをまず弾けるようにしなければ、両手は弾けませんよね。
面倒に思わずに、片手ずつ弾くことを習慣づければ、上達へ一歩ずつ近づいていくはずです。
2.プロの演奏を聴く
両手で弾くことにも慣れてきたら、その曲をどう弾きたいか、イメージを持つことも大切です。
二つ目に紹介する練習法は、プロの演奏を聴いて、こう弾きたいというイメージを持ってから弾くことです。
CDを聴いたり、今は何でも動画サイトに投稿されているので、それを聴くのも手軽で良いかもしれません。
プロの演奏を聴くということは、自分でピアノを弾くことではないので、「練習法」なのか?と疑問に思われるかもしれませんが、ただがむしゃらにピアノを弾く練習をするよりも、プロの演奏からイメージを膨らませてから弾くと、自分の演奏も、一回でかなり変わるはずです。
こんなに一回で上達する練習法は、他にはないかもしれません。
ぜひ試してみてください。
3.メトロノームを使う
三つ目の練習法は、メトロノームを使うことです。
メトロノームと言えば、一定の速さでカチカチ鳴ってくれるものですよね。
上手く弾けない、と思うときはだいたい、焦っていて演奏がだんだん速くなっていたり、弾けない箇所がまだまだたくさんあって、そこだけ遅くなりながら弾いていたり、テンポが一定でないことが多いと思います。
そんな時にメトロノームに合わせてまず一定のテンポで弾けるようにしてみると、落ち着いて弾けるようになりますよ。
焦って速くなるところは、しっかり拍を数えながらすべっていかないように気をつけ、まだ弾けていなくて遅くなっていたところは、メトロノームに遅れないように練習してみてください。
どんな練習をするときにもポイントになるのですが、練習は、少しずつやるようにしてみてください。
焦って大ざっぱな練習ばかりしていても、一回で完璧に上達するものではありません。
一夜漬けでできるものでもありません。
ピアノの練習は、とても時間がかかるものなのです。
焦らず、丁寧に、落ち着いて、良いイメージを膨らませて、これらの練習法を試してみてくださいね。