ピアノの鍵盤が届かないときの対処法

ピアノの鍵盤が届かない時って皆さんはどのように練習しているのでしょうか。

そんな疑問について書いていきたいと思います。


1.ピアノの鍵盤が届かない曲がどうして存在するの?

ピアノを弾いていると、1オクターブ(8度)が届かないので弾けないというお悩み良く聞きます。

勿論人の手は一人ひとり違うので、弾ける人がいたり弾けない人がいて当然の話なのですが。

そもそもピアノというのは西洋の楽器なので日本人とは体格差もあります。

そういう部分では日本人は少し不利なのかもしれません。

しかし、私もそこまで手は大きくないのですが、10度までなら割と簡単に掴めます。

手が大きい方が有利なのは確かなのですが、どちらかというと、指がどれぐらい開いてくれるのかということが重要な気がします。

そんなわけで、クラッシックは西洋の作曲家が多いからその作曲者の体格にあった曲が多いのでしょうね。

2.ピアノの鍵盤が届かない曲が出てきたときはどうすればよいの?

ここではピアノの鍵盤が届かない曲が出てきたときにどうすればよいのかを書いていきたいと思います。

1.違う手で弾いてみる

まず一番考えてほしいことが、左手で音が取れないなら右手でどうにか取れないか検討してみることです。

例えば左手でド-ミ(10度)を取らなければならない曲が出てきたとして左でドを取り、ミを右手で音を取ることが出来ないかという風に考える方法です。

これが出来る状況であれば、音の変更は全くないですし一番良い方法ではないでしょうか。


2.アルペジオにして弾いてみる

違う手で弾くことが困難な場合は、アルペジオにして弾いてみるのが一般的ですね。

有名な話ですが、ピアニストの中村紘子さんは手がとても小さいことで有名です。

CDをじっくり聞いてみると、手が届かない箇所はアルペジオにして弾いていることがあります。

ペダルも上手くつかってホントわからないように弾かれています。

この方法も多くの方が弾くやり方の一つです。


3.オススメはしないけれど・・・音を抜く

クラシックは作曲者の意図をくんで、楽譜通りに弾くのが鉄則なのであまりオススメはしませんが、方法のひとつとして知っていても損はないと思います。

音を抜いて弾く場合は、ピアノの先生に相談してみるのがよいでしょう。


3.ピアノの鍵盤が届かない曲も弾けるようになろう!

ピアノの鍵盤が届かない場合も弾ける方法があることを書いてきましたがいかがでしたでしょうか?

クラッシックの場合は作曲者の意図をくんで弾くということが鉄則なので、なるべく、音が書いてある通りに弾くのが良いと思います。

ただ小さいお子さんだと無理に弾いてしまうと手を痛めかねないので、是非ピアノ教室の先生と相談してみてください。

きっと良い方法を考えてくださいますよ!

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