ピアノのハ長調の左手をマスターしよう!
ピアノでハ長調の練習をしていて、なかなか上達しづらいのは、左手ですよね。
そこで「ピアノのハ長調の左手をマスターしよう!」と題して、左手のことからハ長調の練習までお教えしようと思います。
1.左手が難しい理由
まずはハ長調に限らず、ピアノにおいて、左手が難しい理由からお話しします。
右利きの方は特に、日常生活で左手を使うことは、少ないですよね。
物を持ったり掴んだりくらいは利き手でなくてもできたとしても、文字を書いたりお箸を使いこなすのは、利き手でないと難しいと思います。
そんな使い慣れていない左手ですので、ピアノを弾くときだけいきなり右手と同じように動け、というのも無理な話です。
それだけでなく、ピアノの左手のパートは難しく、右手よりも音が多いこともよくあります。
左利きの人でも、左手をたくさん練習しなければならないほどです。
さらに、右手はメロディーであることが多く、目立つので、両手で弾いているときに意識がいきやすいのですが、左手はおろそかになりやすいため、常に注意が必要です。
2.ハ長調の指使い
ここからは実際にハ長調の左手を弾くことに関するお話しにうつります。
まずはハ長調の左手の指使いの確認からですが、ドから上へ上がるときは54321321、下へ下がるときは12312345となります。
3.指くぐりをマスターしよう
ハ長調の左手を上達させるには、指くぐりをマスターしましょう。
具体的には、上がるときのラで3の指を1の指の上を通ってくぐらせる箇所と、下がるときのソで1の指を他の指の下を通ってくぐらせる箇所です。
上手にくぐるポイントとしては、くぐる準備を早くすることです。
その箇所が出てきてから急に動き始めては間に合いません。
あらかじめ、準備に取りかかるようにしましょう。
もう1つのポイントは、くぐる動きをするのは、あくまで指だけ、ということです。
腕は少し動きますが、肘が横に飛び出るほど動かないように注意してください。
そうすることによって、スムーズにハ長調を弾けるようになりますよ。
4.両手の練習方法
これらのことに注意して左手が上達したら、両手の練習にうつってください。
左手が弾けていると、驚くほど両手も弾けるようになっているはずですよ。
万が一まだ両手が弾けなくても、練習は、右手よりも左手を多くするようにしてみてください。
ピアノにおいて、左手の練習というのは、かなり大切です。
今回は「ピアノのハ長調の左手をマスターしよう!」というタイトルでお話ししましたが、ハ長調に限らず、左手の弱点を理解しながらたくさん練習してみてくださいね、