ピアノの弾き語り初心者の為の練習法
歌手がピアノを弾きながら歌うのを見ると、素敵だと感じますよね。
自分もやってみたいと思う方も、いるのではないでしょうか。
初心者でも、しっかりと練習を積めばピアノの弾き語りができるまで上達しますよ。
1.歌の練習法
「弾き語り」とは、その名の通り楽器を演奏しながら歌うことを言います。
ギターなどでもありますが、やはりピアノの弾き語りは一段とかっこいいですよね。
弾き語りで大切なのは、言わずもがな歌唱力です。
弾き語りは、歌がメインです。
せっかくピアノが弾けていても、歌がうまくなければ演奏は台無しになってしまいます。
歌の練習は必須なのですが、ここでのコツとしては、多少他の音や邪魔が入っても、気にせず歌えるように練習しましょう。
弾き語りの際、歌に夢中になってしまうあまり、ピアノの音を外してしまうことも少なくありません。
間違えるたびに音程を狂わしていては、怖くてのびのび歌えなくなってしまいます。
多少弾き違えても、歌い続けられるようにしましょう。
2.ピアノの練習法
先程から述べているように、弾き語りの主役は歌です。
ピアノを弾いているせいで、歌に集中できなければ元も子もありません。
ピアノはとにかく、徹底的に弾きこみましょう。
弾き語りの時は、間奏の時を除いて無意識で弾けるくらいでなければありません。
その分、間奏ではピアノが主役くらいの気持ちで、感情をこめて弾けると、ピアノの弾き語りの魅力が前面に押し出されるでしょう。
また、どのパートからでも弾き始められるようにしましょう。
時に、ピアノだけが止まってしまって、歌だけ続いてしまうことがあります。
その際に、どこからでも弾けるようになっていなければ、すぐにピアノが入ることができません。
無意識に、かつどのタイミングでも弾けるように、徹底的に弾きこむことが大切です。
3.合わせる時の練習法
ピアノと歌を合わせる時は、1番にお互いの音量のバランスをとることに注意しましょう。
基本的にピアノは伴奏なので、歌をかき消さない音量で弾かなければなりません。
盛り上がってくる部分では、ついピアノを叩きたくなってしまうかもしれませんが、自分の声量に合うよう、よく調整してください。
ピアノを加えることによって、より曲の雰囲気が醸し出されると良いですね。
3.ピアノの弾き語りを始めるにあたって
今まで書いてきたように、ピアノの弾き語りは歌に集中できるほどピアノが弾けていなければ難しいです。
弾き語り初心者が、弾き語りをしたいと思うのならば、よく自分の上達度を考慮したうえであまり音数が多くない曲を選ぶと良いでしょう。
弾き語りは、経験によるところも大きいです。
最初はなかなかうまく歌えないかもしれませんが、きっと数を重ねるうちにコツがつかめます。
根気よく、地道に続けましょう。