ピアノの練習をはじめるのに最適な年齢で無理なく上達しよう
ピアノはなるべく早くから始めたほうが上達が早いとよく言われますが、実際のところはどうなんでしょうか?
早く始めるメリットもあるでしょうし、遅くに始めるメリットもあると思います。
そこで最適な年齢とはどれぐらいなのかを考えてみます。
あなたのお子さんはどの年齢から始めるのがあっているのでしょうか。
1.ピアノを低年齢から練習を始めるメリットとデメリット
私は、音楽自体は2歳のころから始めました。
詳しくいうと、2歳から幼稚園の年長ぐらいまではヤマハのグループレッスンで学び、小1からピアノに切り替えました。
そのあと、ピアノの先生の紹介で音大の先生を紹介してもらい、音大に入学したといったかんじです。
ピアノを低年齢から練習を始めるメリットとしては、音に対する感覚は非常に良くなることだと思います。
私は2歳の時に4歳児クラスに入っていたので、周りは常に年上の子たちと一緒でした。
今でも覚えていますが、4歳児にくらべれば言葉もあまりしゃべれない上に、理解する能力も低いので
苦労しました。
自分でも先生が言っていることがわからないといった記憶があります。
その理解する能力が低い分、親のサポートが必要になります。
親もかなり根気よく付き合ってくれたな~と思います。
ピアノを低年齢から始めるデメリットとしては、言葉のわからない子にピアノの練習させるということになりますので、大部分は親のサポートにかかっているということだと思います。
ここのかかわりを失敗してしまうと、ピアノが嫌いになりかねないと思います。
低年齢の音楽のかかわりかたは、基本は楽しく、音楽を好きになれるようにだと思います。
2.ピアノの練習を遅く始める(小学生以上の年齢)メリット、デメリット
ピアノを遅く始めるの定義を小学生以上として書いてみます。
小学生以上になると、音楽が好きか嫌いかは本人が一番わかっていると思います。
もう少し大きくなると、目的があり、必要に迫られて(保育士試験などで必要など)という方もいるかも知れません。
メリットとしては低年齢の子供より、言葉がわかる小学生以上のほうが先生からのアドバイスも理解しやすいと思います。
練習方法も自分で考えながら編み出すことができたりします。
デメリットとしては、あまり始めるのが遅いと指がなかなか動きづらいとかあるかもしれませんが、大部分は日々の練習で補えるような気がします。
3.ピアノが上達する練習とは年齢に関係なく努力の仕方次第
ピアノの才能があるとかないとかよく言われますが、才能はもっともっと先の話だとおもいます。
ただ上達するのが早いと一般的に言われる方は、効率の良い努力の仕方がわかっている、音楽がとにかく大好きといった、努力を苦にしない人が多いように思います。
嫌いなものは努力したくないのは当然だと思います。
音楽が大好き、ピアノが大好きといった気持ちを消さずにピアノの練習を進めていけるとよいですね。