ピアノ歴34年の私が語るピアノ練習法
私はピアノを演奏して34年になります。私はとある音楽大学卒業、そしてウィーンへピアノ留学を果たしました。そのような経歴を持つ私があなたにアドバイスする、ピアノの基本をお伝えします。
まず大前提ながらもお伝えしますのは、自己流でやらないことです。きちんとした先生に習う事をお勧めいたします。
ピアノの先生は星の数ほどいますので、どんな先生に付くかによってあなたがどれだけ上達できるか決まってくるかと思います。
私は今まで5人ほどの師匠に付いてピアノを習ってきました。ピアノは同じでも、弾く人が違えばピアノの音色は違ってきます。同じ課題曲を弾いても、全く違った音色になるのです。
では、それは一体なにが違うのでしょうか?
その回答はこうです。
・ピアノの基礎の練習法をマスターしているかどうか。
・頭の中に描く、あなたの思考があなたの音色として奏でられます。
・きちんとした指の形などのフォームが整っているかどうか。
・その先生によって感性が違うので、全く違った曲に聞こえる。
是非しっかりとした先生に付いて下さい。また、しっかりと毎日練習するようにしてください。
あなたが毎日きちんとした練習法にて習う事によって、あなたのピアノへの情熱も一層高くなり上達もそれだけ早くなります。
私はウィーンで学んだ時に私の心と体にしみこませたことがあります。その時習ったことは「あきらめないこと」です。
とてもシンプルな回答かもしれません。でも、どんな時もあきらめずにきちんとした練習法を行っていれば、必ずあなたの目標は達成されます。
私がウィーンで習ったことはもう一つあります。それは「基礎的な弾き方」でした。
どうしてこんなことを?と思いましたが、今になってそれはよく分かります。基礎が固まっていれば、どんな応用編もこなすことが出来るということです。
自分の指が自由自在に動くことが出来るようになれば、それはあなたの勝利です。基礎練習法は、あなたの将来を固く約束するようなものです。
多くのピアニストは毎日基礎練習を数時間こなします。そして、その後にやっと課題曲などを練習に入るのです。
基礎練習をきちんとした先生に付いて練習すること、そしてその練習を毎日することが大切です。どんな凄腕のピアニストも、基礎はきちんと学んでいますからそれはきちんと覚えておいた方が良いでしょう。