子供のピアノの習い事はいつから始めるのがベスト?
子供の習い事として常に1、2を争うほど人気のピアノですが、いつから始めるのがベストなのでしょうか?
早く始めた場合と遅く始めた場合にわけて説明していこうと思います。
1.早く始めた場合
まず始めに、早く(幼稚園入園前~年中くらい)からピアノの習い事を始めた場合のメリットとデメリットを説明したいと思います。
メリットはやはり、早く始めた分、上達も早くなるということと、長く続けられることです。
例えば中学入学と同時にピアノを辞めてしまう子供はたくさんいますが、早く始めていれば、その分中学入学までの時間が長くなります。
デメリットは、あまり早くから始めても、理解力が少なかったり、まだ落ち着きがなく座っていられなくてレッスンが進まないことです。
特に幼稚園入園前ですと、まだ日本語もしっかり理解できてないときですので、他の習い事でも同じだと思いますが、なかなか本題のピアノのレッスンにならず、リズムを取ったり歌ったりするだけで時間が終わってしまう…なんて声も聞きます。
ですがもちろんそれでリズム感を養ったり、歌を楽しめるようにもなりますので、無駄なことではないですね。
楽譜を読むことに関しても、あまり早く習い始めると、自分で読めないことが当たり前になったまま先生に頼りっきり、ということになってしまう可能性もあります。
しかしこれらのデメリットは、子供のやる気次第ではカバーできると思います。
いつから始めれば良いかと悩んでいるご両親には、ある程度座っていられるのであれば、早めに始めることをおすすめします。
2.遅く始めた場合
次に、年長~小1くらいで始める子供はたくさんいるのでここでは平均的とし、それよりも遅く(小2以降)始めた場合のお話をしていきます。
まずメリットは、小2以降になると小学校の授業にも慣れて、先生の話を聞くことや、授業中は座っていることなどが当たり前にできるようになり、ピアノのレッスンでも同じように振る舞ってくれてレッスンがはかどることと、幼稚園児よりも大人の言葉が通じるようになり、理解が早いことです。
デメリットは、遅く始めた分、時間は少なく、早く始めてめきめきと上達した子には追いつけなくなってしまうことです。
しかし、習い事は必ずしも競ってやれば良いというわけではありません。
子供のペースを大事に、それぞれの目標を達成できるように頑張ることが一番だと思います。
3.まとめ
いつからピアノの習い事を始めるのがベストか?というテーマでお話してきましたが、落ち着きのある子供であれば、早めに始めて損はないと思います。
しかし早く始めれば良いとも限りませんので、お子さんの様子を見ながら、ピアノをやりたいと自分から言い出したときに始めるのがベストだと思います。