ピアノ初心者が楽しいと感じるレッスンを目指す
ピアノを始める時、ピアノ以外でも何か新しいことを始める時はワクワクしますね。
初めてのピアノのレッスン、慣れるまでは毎回緊張してレッスンに来ているかもしれません。
教える側の先生も、初心者のレッスンには特に気を配らなければいけません。
ピアノ初心者が楽しいと感じるレッスンをするには、どのような工夫をすればいいのかをお伝えします。
1.ピアノを始める理由は様々
大人の人がピアノを始める時、自分で弾きたい曲がある、子供の頃からピアノに憧れていたなど自分の意志で始めます。
しかし子供はみんながそうではありません。
自分で弾きたいと思って始める子、親御さんの勧めで始める子さまざまです。
どんな理由であれ、せっかくピアノを始めるわけですから楽しいピアノ生活にしてほしいですね。
そのためには教える立場である先生が、楽しくなるように工夫してレッスンをしなければいけません。
2.ピアノ初心者が楽しめるレッスン法
ピアノの習い始めの段階では、まだ曲をうまく弾くことはできません。
今回は弾くこと以外のことで、どのようなレッスンをすれば楽しいと感じてもらえるか具体的に挙げていきます。
1.歌う
音楽を簡単に楽しむ方法、それは歌うことです。
ピアノを弾くことや他の楽器を使って音楽を楽しむにはある程度の知識と技術が必要ですが、歌うというのは自分の体が楽器になります。
自分の体を使い音楽を楽しむことができます。
まずは音楽は楽しいということを感じてもらいましょう。
ここでポイントは、歌う時ただそのまま歌うだけでなく、その歌のイメージを持って歌うととても音楽的な歌声になります。
せっかくピアノを習いに来ているわけですから音楽性のある歌い方を身につけてほしいですね。
また簡単なメロディーをドレミで歌いましょう。
ドレミで歌うことで音感が身につきピアノの上達にもつながります。
2.遊び感覚で学ぶ
習い始めると覚えることがたくさん出てきます。
初心者ですから音楽の基礎から学んでいかなければいけません。
まずは音符を読むこと、覚えることに時間がかかってしまいます。
そこでレッスンの中で取り入れたいのが音符カードとリズムカードです。
音符カードは、生徒さんの目の前にカードを1枚ずつ出して音を読む練習。
またはかるたのようにカードをバラバラに置いて先生が言った音のカードを取るゲーム。
リズムカードは、何枚か組み合わせてそのリズムを手で叩く練習。
カードを使うことにより、遊び感覚で覚えていくことができるのでレッスン内で是非使ってみてください。
3.聴く
音楽は聴くことも楽しいです。
先生が簡単な曲でいいので生の演奏を聴かせてあげてください。
間近で先生の演奏を聴けることは初心者にとっては新鮮で、私もこんな風に弾けるようになりたいという気持ちになると思います。
そういった気持ちがピアノの練習の励みになり上達していくでしょう。
ピアノ初心者が音楽は楽しい、ピアノが楽しいと思ってもらえるよう、教える側も改めて音楽、ピアノは楽しいと感じながらレッスンできるといいですね。