目標に向かって計画的にピアノを練習する
ピアノを練習する際、レッスンなどで出された課題をひたすら弾いても上達につながりません。
自分の目標を持ち、その目標に向かって計画的に練習する方法をお伝えします。
1.自分の目標を立てる
まず自分の目標を立てましょう。
目標があれば、それを達成させるために自分がどんな練習をしていけばいいか考えることができるので計画的に練習できます。
1.大きな目標
ピアノを通して最終的にこうなりたいという大きな目標を立てましょう。
お子さんでしたらピアノの先生になりたい、コンクールで入賞したい、ピアノを自分の得意なことにしたい。
大人の方でしたら憧れの曲をいつか弾いてみたい、友人と連弾したい、人前で自信を持って弾いてみたい。
などピアノでこうなりたい、これをしたいという目標を持つといいでしょう。
2.少し先の目標を決める
大きな目標を達成させるためには、毎日の練習の積み重ねが必要です。
そこで、少し先の目標を立てましょう。
発表会や人前で弾く機会があればそれを目標に「絶対うまく弾けるようになる!」や、普段の練習の中でも「この曲を1ヶ月後には弾けるようになる」などなんでもいいので少し先の目標を立てましょう。
3.その日1日の目標を決める/h4>
少し先の目標を立てれば、その目標のために今日1日どんな目標を持って練習すればいいのかを考えましょう。
ただただ音符を並べて弾くだけでは何の上達にもなりません。
昨日より今日、今日より明日、と少しずつうまく弾けるように、練習内容も変えていきましょう。
では具体的にどのように計画を立てて練習するのかを次の項目でお伝えします
2.目標に向かって計画的にピアノの練習をする
では具体的にどのように計画を立てて練習するのかをお伝えします。
新しい曲に取りかかるとき、特に長い曲だと譜読みの段階で挫折しそうになることがあります。
そういうときには、自分に無理のない範囲で「今日はここまで譜読みする」と決めてから練習しましょう。
決めてしまえば、とにかくそこまでは頑張ろうという気持ちになります。
それを毎日少しずつ進めていき最後まで譜読みします。
そこでポイントなのが、何日間で〇〇を終わらせる、と決めておくことです。
そのように決めておけば、何日までに譜読みを終えるために今日はどこまでやっておかないといけないのかがわかって練習できます。
譜読みができたら続きも同じです。
強弱記号やアーティキレーションなど楽譜の細かいところの練習は◯日までにできるようにする。
そして最後、◯日までに曲の表現をつけて仕上げる。
というふうに曲を仕上げる日を先に決めておき、そこから逆算して何日までに何をしておかなければならないかを知って練習に取り組みましょう。
その毎日の小さい目標を達成することで自分の励みになり、曲を仕上げることができるでしょう。
目標を立てて、その目的に合う練習を計画的に行う。
こうすることによって毎日の練習の内容が明確で、意味のある練習になるでしょう。