習い事でピアノを始める場合の注意点

ピアノはいくつになっても憧れの習い事のひとつですよね。

習い始めたらなるべく長続きするように、「習い事でピアノを始める場合の注意点」について、子供の場合、大人の場合に分けてお話しようと思います。


1.子供の場合

まずは子供の場合です。

子供が自分からピアノがやりたいと言い出す場合と、親がやらせたい場合の2つに分かれますが、自分から言い出したから長続きする、親にやらされたから長続きしない、というわけではありません。

子供は飽きやすいので、いかに飽きさせずに練習させるか、がポイントになってくると思います。

ピアノ以外の習い事だと、その場に行ってやればいいものが多いですが、ピアノはそうではありません。

ピアノの上達には、毎日の練習がとても大切になってきます。

家で自分から進んで練習する子供だったらお母さんは楽ですが、そうでない場合、練習をさせなくてはなりません。

最初は、この曲を何回弾けたら、完璧に弾けたら、といったように今日のゴールを作って、その後でおやつやゲームをして良いなどとご褒美をあげながらやらせてみてください。

他には、アニメの曲でも何でも、やりたい曲を弾かせてあげると、ピアノを弾ける楽しさが実感できるかもしれません。

毎日の練習を習慣化させながら、練習が嫌にならないよう、楽しくできるといいですね。


2.大人の場合

大人の場合は、子供の時にピアノの習い事をしていてブランクのある経験者の方と、大人になってから始める未経験者の方に分かれますよね。

経験者の場合は、楽譜の読み方などを覚えていれば、すぐに色んな曲の練習に取りかかれます。

覚えていない場合でも、子供の時よりも理解力がついているので、また一から勉強したら、すぐに理解できるようになると思います。

未経験者の方は、少しずつ、弾きたい曲など目標を立てながら練習をしていくと良いと思います。

経験者、未経験者問わず、大人になって実感するかたが多いのは、ピアノを弾くことはスポーツのように体全体を使うことだ、ということです。

子供の時には無邪気に弾いていれば良かったものを、大人になると、しっかり腕の使い方などを教わりながら弾かないと、練習で痛めてしまったりする可能性があることを頭に入れておいていただきたいです。

大人になって弾く曲は、手が大きい前提でオクターブなどが書かれているような難しい曲が多いので、なおさらです。

大人用の教本などもたくさん出版されていますが、本に書いてあることを読めば上達するわけではなく、それを正しくできているか、先生に見てもらいながら、練習するようにしてくださいね。

せっかく習い始めたのに腕が痛くて弾けない、などとならないよう、注意して練習しましょう。

そして大人の方は忙しいと思うので、無理のないよう、時間を見つけてピアノを弾いていけるといいですね。

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