ピアノ初心者の為のメトロノームの使い方

一定のテンポを刻むことができるメトロノーム。

拍感がつかめていないピアノ初心者には必須のアイテムです。

メトロノームの必要性と使い方を分かった上で、正しく利用しましょう。


1.メトロノームの重要性

メトロノームは、一定のテンポで拍を刻むことができる用具です。

使い方としては、主に以下の3点があります。


1.曲のテンポの指標とする

楽譜の左上に、「Allegro」や「Viace」などと書かれているのを見たことはありませんか。

これは速度記号と言い、その曲のテンポを表します。

例えば聴いたことのない曲を弾く時は、その曲がどれくらいの速さで弾けばよいのか分かりません。

それを明確にすることができるのが、速度記号です。

そしてメトロノームは、それを実際に拍として刻んでくれます。

すなわちメトロノームは、その曲にふさわしいテンポで弾くための指標となるのです。


2.テンポを一定に保たせる

1曲通して弾く時に、常に同じテンポで弾けていますか。

音数の多い小節だけ、他の小節より長くなっているということはないでしょうか。

メトロノームは、そのようなテンポのブレを見つけることもできます。

特にピアノ初心者の方は、自分が弾いている時はテンポが乱れていても気付きにくいです。

普通の曲ならまだしも、練習曲などでテンポが一定でないのはあまり良いことではありません。

テンポが乱れていると感じたら、すぐにメトロノームで確認してみましょう。。


3.正しいリズムを把握する

曲の中には、付点や連符などが複雑に組み合わさったフレーズが出てくることがあります。

メトロノームは、そのような分かりにくいリズムを弾く時にも役に立ちます。

裏拍などは正確に刻むのは難しいですが、メトロノームを使うと分かりやすいでしょう。

リズムを練習する場合は必ずしも曲のテンポに合わせる必要はなく、最初はゆっくりのテンポから合わせ、だんだんと上げていってください。

複雑なリズムでも、必ず上達しますよ。


2.ピアノ初心者がメトロノームを使用するにあたって

ピアノ初心者はメトロノームを使っていても、うまく合わせられないかもしれませんが、今のうちから使い続け少しずつ慣れていきましょう。

難しい曲になればなるほど、テンポを一定に保ったり、拍通りのリズムを刻んだりするのに苦労します。

テンポをきちんと守ったり、リズムを正しく刻んだりすることは、ピアノを弾く上でとても大切なことです。

より上達するためにも、諦めずに練習してみましょう。。

最後に、振子を使ったメトロノームはとても繊細です。

落としたりぶつけたりすると、一定のテンポを刻めなくなってしまいます。

丁寧に扱うようにしましょう。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ