初心者向け!ブルクミュラー25のピアノ練習曲より「アラベスク」

「ブルクミュラー 25の練習曲」は初級~中級者用としてよく使われる練習曲ですが、曲ごとに題名がついていて、素敵な曲がたくさん詰まっています。

その中でも有名なのが、「アラベスク」です。

ピアノ初心者でも弾ける「アラベスク」、是非マスターしておきたいですね。


1.「アラベスク」の特徴

ピアノで「アラベスク」というと、「ブルクミュラーのアラベスク」と「ドビュッシーのアラベスク」が有名です。

同じアラベスクでも、全く違う雰囲気を持っています。

ドビュッシーのアラベスクは、初心者の方には難しいと思いますが、こちらもきれいな曲なので、上達したら弾いてみると良いですね。

さて、今回は「ブルクミュラー」のアラベスクを紹介します。

「アラベスク」は、音楽においては、流麗なカーブでできている旋律線や、動きの多い、細かく上下する音型などでできている曲につけられます。

速めのテンポで進んでいく音階はスピード感があり、子供にも大人気です。

難易度の割には演奏映えする曲なので、ちょっと人前で弾くときにいかがでしょうか。


2.初心者が「アラベスク」を弾く時のコツ

アラベスクはシンプルな分、初心者はきちんと弾けていないと、粗が目立ってしまうピアノ曲です。

丁寧に練習して、きれいに弾きましょう。


1.転ばないように弾きましょう

「転ぶ」というのは、連符内で音の長さが変わってしまうことです。

指が動かないのに、速いフレーズを無理矢理弾こうとしたり、左手に合わせようとして最後だけ音が詰まってしまったりした時に、起こります。

このアラベスクは、速いテンポで細かいフレーズを弾くので、転んでしまうことが多いです。

テンポを上げる前に、1音1音をゆっくり丁寧に弾く練習をしましょう。

その後に、テンポを少しずつ上げていきましょう。

また、速いテンポで弾けていても、何回も弾いていると、いつのまにか転ぶ癖がついていることがあります。

この場合も、もう1度ゆっくりのテンポから練習しましょう。

上達のコツは、とにかく焦らないということです。

ピアノは丁寧弾きこんだ分だけ、最終的な曲の完成度があがります。

根気強く、地道に練習していきましょう。


2.表現豊かに

この曲はテンポが速く軽快なので、つい勢いで弾いてしまいがちです。

しかし、実は非常に音楽的で、表現豊かな曲となっています。

強弱やペダルが細かくついていて、曲調がガラッと変わる場所もあります。

短く、単純な曲に見えますが、だからこそ余計表現力がものを言います。

しっかりと弾けるまで上達したら、是非そのあたりも考えてみて下さい。

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