上手にピアノをひく為の基礎練習法
ピアノを弾く為に必要な基礎練習法は、まずはピアノの鍵盤に慣れる事から始まります。鍵盤に毎日触れる事をこころがけ、指を動かすようにしましょう。
教室で使用される定番はハノンという練習楽譜本です。上手に弾けるようになってもこのハノンは続ける人も多いです。
曲を弾く前のウォーミングアップと思って毎日の習慣にすれば指もスムーズに動く様になります。慣れない人は片手からでも良いのでこの練習法を取り入れる事は必須といえます。
右手と左手で別々の音を弾くということに抵抗のある人の為の練習法の一つとして、手でリズムを取る簡単な方法があります。
左手は主に伴奏になるので、例えばタン、タン、タンと一定のリズムを刻みます。そして右手は主にメロディーになるのでタン、タ、タンという繰り返しにしてみましょう。
少しの違いで簡単と思いますが、初心者の方には難しかったりします。膝の上や机の上などをたたいてリズム感覚を覚えましょう。
ある程度リズム感やピアノに慣れてきたら、簡単な楽譜のものからトライしてみましょう。
難しい曲を弾きたい気持ちはわかりますが、まずはバイエルなど簡単な楽譜本からです。基礎をいかせる楽譜になっていて今までの練習が役立ちます。
同時に楽譜の読み方も勉強すると簡単な曲であっても個性が出ます。感情を入れて演奏すれば、体も自然とのってきます。
ある程度簡単な曲をひけるようになったら、発表する場を設けましょう。人に聞いてもらう事はうまくなることに拍車をかけます。
そして発表して演奏がうまく行けば達成感が生まれ、さらなる目標が生まれます。
演奏がうまくいかなかった人も次はもっとうまく弾きたいという感情がうまれるでしょう。練習の成果を実感する為にも発表する場はとても大事といえます。
どんなにうまく引ける人でもピアノをやる上で基礎練習は欠かせません。スポーツ選手が基礎体力を作ることを欠かさないように、ピアノにとっても基礎は欠かせないのです。
ハノン、バイエルを終えて、ソナチネ、ショパンなど段階を経て積んで行けばピアノは必ずうまく弾けるようになるはずです。
なぜならその段階段階に次に必要なテクニックが埋め込まれているからです。ピアノ練習は急がずコツコツと頑張りましょう。