幼児向けのピアノの練習曲

幼児のお子さんがピアノを学習するとき、言葉で説明して理解させるのは難しいと思います。

そこで幼児のお子さんでもわかりやすいピアノの練習曲をお伝えします。

1.音楽の楽しさを知る

幼児のお子さんがピアノを始める前にはまずは音楽は楽しいということを知っておくと始めやすいです。

それは難しいことではなく、例えばお母さんと一緒に歌を歌う、幼児向け番組を一緒に見て音楽に合わせて手を叩く、体を動かす。

そういったことは日常の生活で体験していることです。

歌うことって楽しいね、音楽に合わせて体を動かすのは楽しいね、とお母さんが声をかけてあげることによってお子さんも音楽って楽しいなと思うようになり、興味を持ち始めるでしょう。

おもちゃのピアノをお家に置いておくのもいいですね。

音楽に興味を持ち始めたら是非ピアノを習わせてあげてください。

音楽は楽しいと感じているとピアノは上達します。

そこで、幼児さんが無理なく楽しくピアノを弾けるような練習曲を次に紹介します。

2.幼児のお子さんに使われるピアノの練習曲

幼児のお子さんはまだ文字が読めなかったり、言葉で説明しても理解することが難しいので幼児向けのテキストで楽しくわかりやすくピアノを練習していきましょう。

幼児向けの練習曲はたくさん出版されていますが、今回は昔からあるものそしてそれに代わるテキストをお伝えします。

1.バイエル

バイエルは昔から使われている練習曲で、ピアノ経験のない人でも聞いたことのある有名な本の名前です。

昔は赤バイエル、黄バイエルと呼ばれ上と下に分かれていましたが今は、幼児のお子さんでも親しみやすいようにとても可愛いイラストつきで出版されているテキストもあります。

バイエルは、右手がメロディー左手が伴奏というパターンなのでわかりやすいです。

しかしハ長調ばかりで他の調を経験することが少ないので、ハ長調以外の調が出てくると弾きにくく感じてしまいます。

2.ぴあのどりーむ

ぴあのどりーむはバイエルの代わりに幼児さんでよく使われている練習曲です。

このテキストの特色はイラストがとても綺麗なことです。

曲に合ったイラストがついているのでその曲のイメージを持って弾くことができます。

このテキストは比較的簡単で小さいお子さんでも無理なく進めることができます。

そしてぴあのどりーむは1巻から6巻までありますが幼児版が別に出版されていますので幼児さんにはこれがお勧めです。

バイエルとの違いは、テキストの最初から大譜表(ト音記号、ヘ音記号)で書かれていて、右手も左手も真ん中のドから音が増えていきます。

ですから無理なくヘ音記号の読み方も覚えることができます。

このように、幼児向けの練習曲にはそれぞれ特色があるのでお子さんに合った練習曲を選びピアノを上達させて欲しいと思います。

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