リズム感をつけるピアノの練習法
ピアノを演奏するとき、リズムに乗って演奏できていますか?
リズムに乗った演奏はとても聴きやすいです。
ではそのリズム感をつけるためにはどのような練習をすればいいのかお伝えします。
1.リズム感とは
リズム感とは、その曲のリズムに乗って演奏できる力です。
もしリズム感を持たずに演奏すればどうなるでしょうか。
リズム感がないと音楽の流れが安定せず、聴いている人も心地よい気分にはなれないでしょう。
そこでリズム感をつけるための練習法を次の項目でお伝えします。
2.拍を意識する
リズム感をつけるためには拍を感じなければなりません。
拍感のある演奏はテンポが安定し、聴いていて心地よい演奏です。
そして拍感こそがピアノの上達につながります。
では拍の取り方の練習をしていきましょう。
1.メトロノームで拍をとる/h4>
まずメトロノームを使います。
もし持っていない場合はメトロノームの無料アプリがありますのでそれを活用してください。
4拍子の拍を取ります。
ゆっくりのテンポからでいいのでメトロノームに合わせて手拍子します。
手拍子と一緒に声に出して「1、2、3、4、」を繰り返してください。
この時、1を言う時に少し強調するように大きめに言ってください。
1 拍目を強調することで1〜4拍がひとまとまりだと感じることができるのではないでしょうか。
2.裏拍をとる
次に裏拍をとる練習です。
裏拍の取り方は先ほどの「1、2、3、4、」の間に「と」を入れます。
「1と2と3と4と」と言う練習をします。
この「と」に当たる部分が裏拍です。
では「と」の時に手拍子してみましょう。
メトロノームの音が鳴っている時は「1、2、3、4」と言っている時なので叩きません。
できない時は、メトロノームの音が鳴っている「1、2、3、4、」と一緒に軽く足でカウントをとってみてください。
最初は難しいかもしれませんが、何度か練習していると慣れてきます。
裏拍を感じることができたでしょうか。
3.拍を感じながら曲を弾く
拍の取り方がわかれば、実際に拍を感じて曲を練習してみましょう。
弾く前にまずカウントしてから弾き始めましょう。
4拍子の曲でしたら「1、2、3、4、」、3拍子だと「1、2、3、1、2、3、」と声に出してもいいですし、頭の中でカウントしてもいいです。
曲のテンポに合わせてカウントしましょう。
弾き始めたら心の中で拍を感じておきましょう。
それが難しい場合は、次の練習をしてみてください。
カウントしながら曲のリズムを叩く練習をしてみましょう。
「1、2、3、4、」と言いながらメロディーのリズムを叩きます。
ゆっくりのテンポでいいのでやってみましょう。
次第に拍を感じらるようになると思います。
このようにリズム感を持って演奏するには、拍感が大事です。
拍を感じられるようになれば今までとは全く違う演奏になりピアノは上達します。
ぜひこの練習法を実践してください。