初心者にオススメのピアノの教材
一口にピアノの教材と言っても、たくさんあります。
今回は使われることの多い、初心者にオススメのピアノ教材を紹介していこうと思います。
1.ぴあのどりーむ
まず最初に紹介する教材は、「ぴあのどりーむ」シリーズです。
こちらはピアノの教本、ワークブック、レパートリーの三種類があり、それぞれ幼児版、1~6巻まであります。
こちらはなんと言っても、表紙や教本の中身も1ページまるごとピンクや黄色などを基調とした綺麗な絵になっているページが多いため、女の子や絵が好きな子にはとても親しみやすいです。
肝心の教本の内容は、1冊に曲の数は少なすぎず多すぎず、少しずつ丁寧に進んでいくため、確実に上達でき、どなたでも使いやすいと思います。
2.ぴあのひけるよ!
二つ目に紹介する教材は「ぴあのひけるよ!」シリーズですが、ジュニア1~3巻、シニア1~3巻の教本とワークブックがあります。
こちらも子供が喜びそうな絵が多いのと、なんと言っても知っている曲(ぶんぶんぶん、きらきら星など)で1巻から曲が弾けるようになるため、練習のやる気が出やすくとても人気です。
ぴあのどりーむよりは曲が少なく、進みが早く感じるかもしれませんが、どんどん次の曲が弾きたくなること間違いなしです。
3.オルガン・ピアノの本
三つ目に紹介するのは「オルガン・ピアノの本」ですが、こちらはヤマハから出ていて、教本とワークブックが1~4巻まであります。
こちらは絵が少なくシンプルな印象ですが、曲数がたくさんあり、耳なじみの良い曲から、ピアノ用の練習曲まで、幅広く入っています。
しっかりと練習したい方におすすめです。
4.バイエル
最後に紹介するのが「バイエル」ですが、こちらはピアノをやったことがある方なら誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
バイエルさんが作った教本なので名前をそのまま使ってバイエルと呼んでいます。
こちらは上下の2巻がありますが、曲数が多いため最近では子供用などに上中下と分かれたもの、1~6巻に分かれたものなど、曲数や音符の大きさも変えていろんな出版社から出版されています。
10年くらい前までは、ピアノといえばまずはバイエル、と決まっていたようなものですが、最近では先に紹介したものを中心に他の教材もたくさんあるので、こちらはだんだん使われることが少なくなってきています。
他の教材と比べて、ただひたすら曲がたくさん載っていて、それも似たようなものばかりで、子供では飽きてしまう可能性は高いですが、根気よく練習できる方にはオススメです。
今回は4つの教材を紹介しましたが、それぞれの特徴を理解して、ご自分に合った教材を見つけて、ピアノの上達に役立ててみてください。