子供のピアノのレッスンは何歳から習わせるべき?
子供にピアノを習わせようと考えた時、さて何歳から習わせたら良いのかと迷うことがあります。
子供がピアノを習うのに適した年齢について、「何歳から」というのはあるのでしょうか。
今回は「子供のピアノのレッスンは何歳から習わせるべき?」ということについて考えてみます。
1.子供にピアノを習わせるのは何歳からが良いか
子供のピアノのレッスンは何歳から習わせるのが良いのか、そしてその理由についてです。
「子供にピアノを習わせる年齢について何歳からが良いか」という問いに、一般的には「4歳から8歳頃」というふうに言われています。
では、何故そのように言われているのかその理由について説明します。
1.音感やリズム感がつく年齢
音感やリズム感がつきやすく、ピアノを始めるのに良い年齢です。
成長途中の耳は、音やリズムをとても吸収しやすく、それらを自然に覚えていきます。
その為、この年齢でピアノのレッスンを始めると、音感やリズム感がつきやすいのです。
4歳から8歳くらいの子供にピアノを習わせるのが良いといわれる理由の一つです。
2.子供がいろいろなことを理解できる年齢
子供が音や鍵盤の位置などを理解しやすい年齢でピアノを始めるのが良いです。
2歳や3歳の子供に、音をいくつ伸ばすということや、ドレミの位置などを理解させるのは、少し難しいですよね。
もちろん、2、3歳でも成長が早くてわかる子供もいますが、一般的に、4歳から8歳だと、音の名前、音が鍵盤のどの位置か、指の番号、どの指で弾くのか・・・などが理解出来て、スムーズにピアノのレッスンをすることが出来ます。
その為、ピアノを弾く上で覚えるいろいろなことを理解できる年齢になる4歳から8歳くらいがピアノを習うのに良いとされています。
3.子供の指の力、体の大きさ
ピアノを弾く事が出来る指の力、出来る体の大きさになってから、ピアノを始めるのが良いです。
2歳、3歳の子供だと指の力が無さすぎてピアノの鍵盤を充分に弾く事が出来ないし、体がまだ小さいと大きな楽器であるピアノを弾くのは大変です。
4歳から8歳くらいだと手の大きさや指の力も、鍵盤を弾くために練習できる手の大きさ、指の力になりますし、体もピアノを弾ける大きさになってくるので、このくらいの年齢からピアノを習うのが良いとされます。
2.子供がピアノに興味を持った時に習わせる
一般的にはピアノを習うのに適した年齢が4歳から8歳と言われていますが、子供がピアノに興味を持つ時期に習わせても良いと思います。
4歳から8歳くらいにピアノを習わせたら良い理由を前の項目でお話ししましたが、これが絶対というのではありません。
例えば、上の子供がピアノを習っていて、2歳や3歳の下の子供がピアノに興味を示して、習いたいと言いだしたら、「小さいからまだピアノは習えない」ではなく、ピアノを習っても構わないでしょう。
ピアノの先生によっては、ピアノはそんなに弾かず、リトミックのようなピアノを使った遊びのようなレッスンなど、その小さな子供に合ったレッスンが出来ます。
また、8歳を過ぎているから、音感やリズム感がつかないということはなく、好きで始めたのなら、「今からでは遅い」というようなことはありません。
ピアノを始める年齢も、もちろん考えたらよいですが、子供が本当にピアノを好きになれるように、「子供がピアノを弾きたい」と思うことが大切で、「何歳からピアノを習わせたらよいか」という事にこだわらず、子供がピアノを習いたいと思った年齢でピアノを習い始めても良いと思います。