ピアノ上達のための練習の工夫

ピアノを上達するためには、やみくもに練習するだけでは、なかなか思うように上達できません。

効率よく上達するためには、練習の仕方の工夫が必要です。

ここでは、練習の工夫の仕方について考えてみましょう。


1.電子ピアノの機能などを活用する工夫

普段練習するピアノが、電子ピアノという方は、最近とても増えています。

電子ピアノの便利な点は、音の調節が可能、ヘッドホンを使用できるなど、音に関する問題を解決してくれることが大きな点ですが、電子ピアノについている、様々なレッスン機能を使用することで、練習を楽しく効率的にすることができます。


1.単調な練習が楽しくなる

ピアノの練習は弾けるようになるまでは、単調で孤独な練習が続くのでつらく感じる方もいるかもしれません。

そこで、電子ピアノの自動伴奏機能やオーケストラ機能を使用すると、仲間と練習しているような気持ちになるので、練習することが楽しくなり、上達も早くなることが期待できます。

また、右手と左手のパートを演奏してくれる機能などもあり、これは練習を効率よくしてくれます。

時には、連弾機能などを使用して、友達や家族と練習しても楽しいでしょう。


2.教本の練習の順番の工夫

教本はいくつか同時に進行していくものですが、練習を始めるときに、どの教本から練習するのかを工夫することは、指の動きなどを考えるととても大切です。

たとえば、ハノン→ブルクミュラー→ソナチネ という順番で練習をするのは、とても効率的だと思います。

ハノンから入ることで、指の動きが良くなり、ブルクミュラーによって、簡単な曲の演奏感覚を学び、ソナチネによって、本格的なピアノ練習の基礎を学ぶことができます。

このあとに、何か演奏用のピアノ曲を練習するというパターンをつくると、効率的なピアノ練習の一連の流れができて、ピアノ演奏の力もつき、上達も早くなります。

この練習方法を取り入れている先生は結構いると思います。それだけ、効果があるということなのですが、このような練習方法を簡素化する方法を推奨している先生も結構いますので、簡素な方法や教材を試してみることも、自分に合った練習法の発見になりますのでおすすめします。

ですが、なによりも指をほぐす練習から入ることはとても重要で効率的です。

また、合間にソルフェージュの練習をすると、気分転換になってとても効果的です。

同時に、休憩を適宜とることや、ピアノから離れて身体を動かすこともよいでしょう。

自分が心地よく練習できる方法を工夫してみると、ピアノがもっと楽しくなるでしょう。

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