ピアノの楽譜の読み方【ペダル編】
ペダルって楽譜にどのように書かれているの?と疑問に思ったことありませんか。
ペダルは楽譜に書かれていますしレッスンで先生が付け足す場合も良くあります。
ペダルを使うと演奏に幅ができる反面、使い方を間違えると音が濁って汚く聞こえる場合もあり、ピアノペダル使いは意外と難しいのです。
1. ピアノの楽譜の読み方とペダルの種類
ピアノペダルにはダンパーペダル、ソステヌートペダル、ソフトペダルがあります。
音が響く一番良く使うのはダンパーペダルです。
しかし、それ以外のペダルって何て名前?どんな機能なの?と疑問に思いませんか。
そこでピアノペダルそれぞれの特徴を書いていきます。
1.ダンパーペダル(右のペダル)
ダンパーペダルはラウドペダルとも呼ばれ、一番良く使われるペダルではないでしょうか。
ピアノを始めた頃、音の響きに嬉しくなってお家でペダルを踏みまくった経験ありませんか?実は私もその一人です!
ダンパーペダルを踏むとダンパーが弦から離れるので音を長く響かせたりできます。
しかしうまく踏みなおさないと音が濁ってしまいます。
2.ソステヌートペダル(真ん中のペダル)
ソステヌートペダルはサスティンペダルとも呼ばれ真ん中のペダルにあたります。
ピアノの楽譜上ではpedale sostenuto(p.s.)と書かれますが実際にはあまり見かけることは少ないと思います。
アップライトピアノの場合は弱音ペダルとも呼ばれます。
3.ソフトペダル(左のペダル)
ソフトペダルはシフトペダルとも呼ばれ、左のペダルにあたります。
グランドピアノでこのソフトペダルを踏むとお気づきかもしれませんが鍵盤が横にずれます。
これはハンマーが打弦の位置をずらして音が弱くなるからです。
2.ピアノの楽譜の読み方 ペダルを上達しよう
ペダルの記号みたことありますか?
ここでは楽譜上に出てくるペダルマークについて書いてみたいと思います。
1.ペダルを踏むマーク
Pedマークはダンパーペダル(ラウドペダル)を入れる箇所です。
五線の下にPedマークは書かれています。
ピアノのレッスン中に先生がペダルを書き足したりする場合は「P」と書くこともあります。
2.ペダルを離すマーク
*に似たマークはダンパーペダル(ラウドペダル)を離す箇所です。
五線の下に*に似たマークは書かれています。
3. una corda(ウナ・コルダ)
una corda(ウナ・コルダ、又はu.c) は、ソフトペダル(左のペダル)を入れる箇所です。
4. tre corde(トレ・コルデ)
tre corde(トレ・コルデ、又はt.c)はソフトペダル(左のペダル)を離す箇所です。