ピアノの独学に効果的な教本の選び方
ピアノを独学するなら、先生の代わりになる教本はとても重要な役割を持つことになります。
でも、どういうものを選んでいいかわからない時は「ピアノの独学に効果的な教本の選び方」を参考にして見てください。
1.教本の種類
昔から使われている有名なピアノの教本は、基本的にレッスンで先生が細かな指示をすることを前提として書かれているため、その解説などはピアノを教える先生のためのものであることが多く、独学でピアを学ぼうとする人にとっては知りたいことが書かれていないことが多い傾向にあります。
それに対し、大人になってからピアノを再開したり、初めて習う人が独学で学ぼうとすることが増えてきたため、ピアノの独学のための教本も多く出版されるようになって来ました。
このように、教本の種類には大きく分けてレッスン用と独学用のものがあるのです。
2.独学用の教本の見つけ方
まずは、その教本がレッスンで先生が教えるために作られた教本なのか、独学でピアノを学ぼうとする人を対象に作られた教本なのかを見極めるようにしましょう。
独学でピアノを学ぼうとする人を対象に作られた教本には、たいてい「大人のための」というような枕詞がついているので見つけやすいと思います。
また、教本にはそれぞれ作られた目的がありますので、何を目的として書かれた教本なのかをよく調べてみましょう。
初級から中級、上級と、様々な練習法をステップアップできるように編集されたものであったり、ピアノを弾く時の体の使い方や、体の仕組みなどを扱った教本であったり、ピアノの教本ではありませんが、場合によっては音楽記号などを扱った辞書のようなものも必要になるかもしれません。
ピアノレッスンでは先生がお手本を見せてくれることがありますが、独学の場合はお手本を見ることができませんが、DVD付の教本も作られていて、視覚的に練習法を学ぶことができるようになっているものもあります。
3.教本の購入方法
ピアノの教本がどこに売っているかわからない人はよもやいないとは思いますが、本屋さんではあまり扱っていませんので、楽器屋さんを探していってみましょう。
ピアノの教本はネットでも購入できなくはないですが、ネット上では中身を見ることができませんし、楽器屋さんにいけばピアノを試し弾きしてみたり、気になっている曲の楽譜をみたりすることができます。
何より店員さんに聞けば、教本を選ぶお手伝いをしてもらえますので、面倒でも楽器屋さんに行ってみましょう。
店員さんとお友達になっておけば、いろいろといいこともありますので、お勧めです。
自分にあった教本を見つけて、独学でもしっかり確実にピアノのレベルアップさせていきましょう。